【エッセイ】本当のことしか言えなくなった私


      
大変だ、大変だ
本当のことしか言えなくなった
真実しか言えなくなった
   
       
気を使うとか、気をまわすとか
相手のことを考えて、とか
そんな事がもうできなくなった
大変だ、大変だ 
    
   
今ね、LINEで
アカシックリーディングを届ける
『アカシックアバンダンスリーディング』
というものをやってるの        
      
              
私の大好きな
アカシックリーディング
私の得意な
アカシックリーディング
私の最高の
アカシックリーディング
      
     
そう思ってた
でも違った 
    
    
私は無意識のうちに
人に気に入られようとしていた
人に評価されようとしていた
人に受け入れてもらおうとしていた
    
     
それはどういう事かというと
例えば、アカシックレコードから
ネガティブな情報が降りてきても
     
    
これをそのまま言ったら
傷つくだろうな
だからオブラートに包もう
様子を見て話そう
     
    
今、このひと(クライアント)は
こう感じている
だからこの話をしたら
満足するだろう
いい気分になるだろう
    
    
相手の気持ちを組んで
相手の様子を伺って
相手によりそって
話をしていく
  
  
そんな風に
アカシックリーディングを
していたんだ
    
     
そのやり方はカウンセラーや
コンサルタントとしては
100点満点なんだと思う
    
   
でも私は
アカシックリーダーだ
   
    
私は
カウンセリングもできるし
コーチングもできるし
相手に寄り添うこともできるし
相手に伝わるように話を
することもできる
  
    
でも私は正真正銘の
アカシックリーダーなのだ
       
     
何の期待も偏見もない場所から
中立的な視点で情報を伝える
それが真のアカシックリーダーだ
       
     
アバンダンス
アカシックリーディング
   
   
お金や豊かさをとどめている
葛藤を見つけるための
アカシックリーディングだ
   
    
良いことだけじゃない
葛藤にまつわる
ネガティブなことが
たくさん分かってしまう
    
   
本当は深い部分でその人が
自分をどう思っているのか
どう感じているのか
  
   
思考とフィーリングを隔てている
葛藤が何なのか
アカシックリーディングでは
隠せない
     
      
相手を気分よくもさせない
相手がどう思うか気を使わない
自分がどう評価されるかなんて
何も関係ない
    
   
その人のアカシックレコードから
私が感じた葛藤だけを
私が感じた真実だけを伝えていく
     
        
言われた人はびっくりするだろう
言われた人は不快になるだろう
いきなりネガティブなこと言われて
ムカつくだろう
こんなの私のことじゃないと
思うだろう
  
    
でも私は真実を伝えるだけだ
なぜなら私は
アカシックリーダーだから
偏見のない場所に
私はいるからだ
  
    
本当のことしか言えなくなった私に
真実しか言えなくなった私に
私は今戸惑っている
  
   
私の中にあった
他の人から承認をもらおうとか
他の人か評価してもらおうとか
他の人に好かれないととか
他の人をいい気分にしないととか
そういう葛藤が全部無くなって
     
    
今まで
“私”と思っていた存在は
誰でにも優しかった私は
もう消えてしまった
  
  
ここにいるのは
ただ真実であり光である私
それが私であるものだ
           
𝑁𝑜𝑎ℎ☪*̣̩