【葛藤】私は自分で自分の価値を承認する


      
私は焦っていた
何かに焦っていた
   
   
どうしよう
どうしよう
どうしよう
   
     
その『焦り』を感じたのは
その瞬間が初めてではなかった
私はもうずっと前から
その『焦り』を感じていた
    
     
でも、
ずっと見ないようにしていた
だって怖かったから
自分が焦っているなんて
気づきたくなかったから
   
   
でも、私の奥深いところから
やってくるその『焦り』を
私はもう見過ごせなくなっていて
       
       
見過ごして
無かったことにするには
あまりも肥大化ひだいかして
手に負えない状態だった
     
       
だから私は
諦めることにした
私がずっと感じていた『焦り』と
向き合うことにしたのだ
   
   
私はいつも自分のやりたい事が
十分にできる時間がないから
焦っているのだと思っていた
    
  
でも、
その焦りの正体を知ったとき
それは時間がないことからくる
焦りではないことに気づいた
   
   
私の中から生まれた
『焦り』のフィーリングを
よく観察する
その奥の奥までずっと観察する
    
    
そうしたら
こんな葛藤が溢れてきたのだ
    
    
承認されないと
承認されないと!
承認されないと!!
       
わたしの!
わたしの価値を!!
早くまわりに
証明しないといけない!

     
早く
早く早く
早く早く早く
証明しないと!!!
       

承認されたい!
承認されたい!!
承認されないといけない!!
  
認めて!
認めて!!
認めて欲しい!!!
  
わたしは
認められるべき存在だ
認められるべきだ!!!
   
でもほんとうは
認められてはいけない

認められるべきではない
       
その価値はない

ないない、ないのだ
   
   
私の中にあったのは
ものすごく
複雑なフィーリングであり
葛藤だったのだ
      
     
自分の価値を
証明しなければいけない
自分の価値を社会や他の人に
わかってもらわないといけない
そうしなければいけない
      
  
そんな葛藤(正しさ)を
ずっと握りしめていたようだ
だけどその葛藤とは裏腹に
私は承認されるべきじゃない
認められるべきじゃない
そうも思っていたみたい
      
      
そんな複雑にからみあった葛藤が
『焦り』という
フィーリングになって
ずっと私の心を刺激していたのだ
   
  
スピリチュアルを通じて
自己認識や自己承認のことを学んで
私はもう自分のことを
自分で認めていると思っていたけど
ぜんぜん嘘だった、偽りだった
     
          
私は”わたし”のことを1ミリも
認めていなかった
承認していなかったのだ
   
    
だからいつも焦りがあった
何かやらなくちゃ
早くやらなくちゃ
もっとやらなくちゃ
その繰り返しただった
    
      
私の握りしめていた複雑な葛藤が
いつも私に同じ現実のパターン
体験させていたのだ
    
     
やっと謎が溶けた気がした
一呼吸ついて
私は葛藤を手放す準備をはじめる
    
     
葛藤を手放す方法は
いくつかあるけれども
その時わたしは自分の声を通じて
次元外存在たちを通じて
葛藤を手放すのがいいと感じた
   
   
だから私は
葛藤を解放する言葉を
自分の声にのせて
こんな風に放ったんだ
    
   
私は
自分の価値を自分で承認する

⾃主独⽴した存在として
私は自分の価値を自分で承認する
   
     
その言葉を放ったとたんに
涙が溢れてきた
それでも私は同じ言葉を
繰り返した

私は・・・
自分の価値を自分で承認する!
自分の価値を自分で承認する!!
自分の価値を自分で承認する!!!
   
    
最後の方はもはや
泣き叫びながら言っていた
    
     
悲しいのか嬉しいのか
安心なのか喜びなのか
その時の自分のフィーリングが
複雑すぎてよく覚えていないけど
         
             
でも私は
他人や社会からの承認
そのような不安定なもので
自分を認めたり承認するのは
もうやめようと
強く心に誓っていた
         
         
その選択と言葉に嘘はなかった
私の言葉は真実そのものだった
         
        
私は自分の言葉や能力や叡智を
他者からの承認を
得るためには使わない
     
      
私は”わたし”という創造の資源を
私の純粋なビジョンと
喜びのために使っていく
    
     
葛藤を手放したあと
私はこんな風に思うことが
できるようになっていた
     
     
社会や他の人が
私のことをどう捉え
どう評価するかは
私には関係のないことだ
      
       
それは、その人の人生
その人の世界の中で
起きていることで
『問題』とはその人個人の
内側で創られるものだからである
          
           
私は他人の問題や他人からの評価を
自分の人生
自分の世界に持ち込まない
     
    
私の人生、私の存在は
私が承認する
自主独立した存在の私には
それが可能だし
それを決める権利がある
     
      
今の私はもう焦りを感じていない
今までは他の人の承認を得るために
使っている時間やエネルギーを
自分のために使うことが
できるようになったから
     
     
これから私はどんな創造を
起こしていけるだろうか
未知の展開にまだ怖さもあるけど
やれることをやっていこうと思う
    
𝑁𝑜𝑎ℎ☪*̣̩